森下一乘のブログです


by kazunori_lifework
 中国餃子の汚染事件で中国産品が売れなくなったということは理解できる。しかし在庫が500トンあって売れなくなったので、国産と偽って売ってしまおうとは悪知恵である。
  予定とうりに土曜のウナギとして売れて、2億円もうかったという。

  これに類したケースはいろいろあった。雪印食品も牛肉の国産と外国産の偽装であった。
学習していないというか、表に出ないと思ったか、会社を儲けさせるためには何してもよいか、モラルの問題である。

  口止めに1千万円を待たせたり、感覚がまひしている。大きな会社が関係しているのも社内管理がどうだったか、疑われる。

  食品の使いまわし、産地偽装、数量を減らした実質値上げ、等。挙げればきりがない。
昔「次郎物語」に日本酒の水増しをして飲み屋の女将に叱られるところが描写されていた。子ども心に嘘はいけないことと教えられたが、教育が嘘ということについて甘いのかもしれない。

  自分のやっている仕事も法律、コンプライアンスの山である。十分に気をつけているつもりでもぬけが出る。慎重に、細心の注意をもって事にあたらねばならない。自分でやらなくとも管理責任がある。逃げてはいけないのである。

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# by kazunori_lifework | 2008-07-02 17:55
  グッドウィルの日雇い派遣事業を廃業する旨、テレビの報道があった。合わせてヒューマネジメント事業を廃業するという。企業の命運はその時の経営判断による。

  事業許可の廃止に伴う処置であるが、紹介業の許可も合わせて取り消しになると判断したようである。再就職支援の事業を十分に分かっていない経営者の判断かもしれない。グッドウィルは外資が入っており判断は外人が大きな影響を与えているのかもしれない。
  社員にとっては青天の霹靂である。

  会社は存続していれば挽回のチャンスもあるが、解散、廃業の後ではどうしようもない。昔の雪印食品の例、船場吉兆の例、ダイエーの例、勉強材料は数多くある。

  経営者は危機管理を常に考えておかねばならない。

  北海道の建設関連会社の倒産した社長の手記を読んだ。「なぜ会社はおおきくするとつぶれるのか」不破俊輔 アスカ出版。
  苦労が手に取るように分かる。会社を経営してきた経験でつぶれない方法はなかったかと考えたが、本人は行政不況と言っている。破産した社長の苦労を知ることのできる本である。

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# by kazunori_lifework | 2008-06-30 15:10
  派遣会社の社員逮捕のニュースが新聞紙上に出た。また秋葉原の無差別殺人の男が派遣社員であったこと、前途に絶望して犯行に及んだことが社会に衝撃を与えた。つまり先の希望を失った派遣社員が犯行に及んだというものである。

  早速、厚生労働大臣は日雇い派遣の禁止法案を出す予定と発表した。今年になってから派遣業界に対する逆風が強く吹いているようだ。格差社会の原因、ニートの理由、貧困の原因等、あらゆることが派遣の拡大が原因だというような論調が多く出されている。

  確かにネットカフェ難民とか、反貧困という本が売れており、世の中が格差をなくすにはどうしたらよいか考えだしたという点もあろう。しかし派遣がすべての元凶だというには無理な論理である。

  日雇い派遣も非難されている。しかし学生アルバイトも多く使われており、一概に悪い制度と決めつけるのも当てはまらない点がある。若者が日雇いしか仕事がなく、ネットカフェでしか寝られない現状は問題である。制度と現象を詳しく見ていく必要があろう。

  人材派遣業協会は新聞に一面広告を出し、派遣業界の自主規制を強化する方向を世に訴えている。逮捕者を出した業界という悪材料を説明しようとしている。

  世の中は振り子みたいに動く。派遣に問題があるとして、規制強化の路線もまた繰り返されるかもしれない。非正規雇用の減少が社会の不安定要因になってきているという見方もされている。

  人材ビジネスに携わる者として避けて通れない状況である。
仕事上自らの襟を正していく必要がある。法律遵守、法の精神の理解と対処方針について神経を使っておかねばならない。法律のみみていたのでは間違う。その背後にある社会のニーズを把握しておかねばならない。

  逮捕者は氷山の一角である。人材ビジネスが逆風にさらされる時間である。覚悟して、かつ間違いのない対処が求められている。

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# by kazunori_lifework | 2008-06-20 10:51
  アメリカでアウトプレースメントというビジネスがはやっていると聞いた。1984年4月、南部靖之氏、奥野氏と3人でロスアンジェルスに向かった。ユニバンスという会社と提携交渉に入った。

  その過程で私はコンサルタントとしての研修を行うためユニバンス社に2週間ほど残った。
マニュアルがあること、ビデオを使って面接訓練すること、先方の会社内に事務所を構えて再就職の支援を行うこと、等を学んだ。コンサルタントの前身を聞いたら牧師であったのが驚きだった。

  アウトプレースメントの語源を聞いたら企業の外に出すという意味でプレースメントのアウトで外に出すという造語ということであった。

  聞いた時に違和感があった。だめな人を社外に出すというように聞こえる。社外に出る人の再就職ができるように正義の味方であるべきなのに首切りの手伝いのようなイメージが付いて回る。

  そこで日本に導入するとき、セーフプレースメントと呼称して導入することとした。安全確実な再就職を実現するという良い意味なのである。

  この呼び方は企業の人事部から評価された。姿勢が良いというものである。
米国、ヨーロッパでもこのコンセプトを発表したところ歓迎されたのである。

  今わが国では再就職支援という言葉で統一してきたが、その基本はセーフプレ―スメントがあるのである。

  社名がネクストキャリアになっても、この精神は受け継いでセーフプレースメントを世に訴えていきたい。

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# by kazunori_lifework | 2008-06-17 18:28
  ブライトキャリアは1984年の設立である。2008.4.1.に3社合併で社名変更した。ネクストキャリアが新しい名前である。
   ブライトキャリアは社歴25年目に入ったのである。四半世紀の歴史は企業としてみれば長いと言ってもよい。多くの同業社は消えてしまったものもある。

  時代の流れの中で世の中のニーズも変化してきている。セーフプレースメントを提唱して我が国にも再就職支援を広めてきた。世のため、人のためをモットーに良い仕事をしてきたという自負がある。新会社になってもこれらのDNAを引き継いでいってほしいと強く思っている。

  企業というものは生き物である。不動産関係でもいったん整理しようとしにたいになった会社が10年も経つとまた元気に活躍しているケースがある。何割かは整理されて昔の会社は跡形もないというケースも当然数多くある。
  人材会社は「紙と人」であると考えたことがある。株券は会社が元気でないと価値がない、人は会社を構成し成長発展させる元になる。

  企業は存続が大切である。立派な会社にしていくためにも継続は力になるのである。
新しくおまれ変わった会社が発展していってほしいと念願している。

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# by kazunori_lifework | 2008-06-16 14:38