森下一乘のブログです


by kazunori_lifework

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 会社を経営していることはストレスがある。なかなか余裕がなくて社員の方がカウンセラーの資格を取ったと聞くと「ご苦労様」「おめでとう」といったものの、心から大変だったでしょうという気持ちがあったかといわれると少々疑問がある。

 社長を離れて、気持の問題でカウンセラーを受けてみたいと思い耳学問から始めた。学習コースを申し込んだら期限切れで申し込み不可であった。よーし独学でやってみようと勉強を始めた。教科書を社員の方で指導的立場にある方に買ってきてもらって分厚い教科書を読み始めた。

 心理学に近くないのでよく頭にはいらない。4回は読んだであろうか。試験問題も資格を持った方に頼んで本を貸してもらい、3回ぐらいやってみた。覚えが良くない。過去やって間違った問題をもう一回するとまた違っている。

 記憶力が少し落ちたかなと思う。また初めての知識が多いのでキャリアカウンセラーよりも自分には難しいと思った。
 6か月は目標を持って週に2時間ぐらい勉強して平成21年1月25日に文化学院で試験を受けることになった。予想以上に女性が多い。70%ぐらいか。また60歳を超えた人は5%ぐらいの感じである。

 試験は厳正であったと思う。しっかり管理されてカンニングは見られなかった。時間も厳正である。しかし試験問題はトリッキーで間違いやすい。
 一度ザーと答えを書いて、2度目に見直しながら答えをマークシートに記入する。
 まちがいそうな文章が5項目あって鉛筆を転がしたのでは当たらない。

 50%は明快だが30%があいまいである。えいと考えて答えを出す。一部37問、2部20問である。自己採点はしないが65%ができたかどうか、ぎりぎりと思う。落ちることもあるので人に言わずに受験する案もあるが、結果はその時、知人には隠さず話した。
 落ちた時は格好つかないが、受かった人の評価が上がるので受かった人をほめていこう。

 久しぶりの時間制の中での受験は良い経験であった。もっと論文形式のテストが希望である。記憶力の試験では本当にすぐれたカウンセラーを見分けられるであろうか。
 また傾聴が強く求められる。自分の気付きをたいせつにすることはわかるが指導も大切と思うのである。コンサルタントと違うと聞いても議論したい気持である。合格までは我慢することにした。

 2月1日に実技試験がある。OVTA(幕張)でやるがじっと聞かねばならない。一番不得意で同僚からはきっと落ちるよと確定意見をもらっている。

 合格するか否かは運を天にを任せて、勉強したことに満足している。落ちたら資格がなくてもよい仕事はできるさ、と「酸っぱい葡萄」の話をしよう。
 新しい世界の経験である。良い経験をしている。協力してくれた方に感謝したい。あるコーチからは話すときはしっかり眼を見てくださいと指摘を受けた。(それが妙齢の女性なのである)
 ごもっともで照れていては受からないであろう。

 自分が経験していないことは決して感心しないというのは私の欠点である。人の言うことを本当に聞いているのか、考えてしまう。

 河合はや雄氏の「こころの処方箋」という本を読んだ。
 1.難しいですなあ
 2.わかりませんなあ
 3.感激しました

  ふたつ良いことさて無きものよーーーー
これらの言葉を学んだ。素晴らしい考え方である。新潮文庫400円で価値が高い。
 
 

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by kazunori_lifework | 2009-01-28 19:02
 新聞報道で業界団体の推定によるとこの3月で全国で40万人の派遣、外注人員の契約終了が予定されているという。全体で100万人と言われている契約社員、派遣社員が4割も減少する見込みである。
 厚生労働省のデータによると8万人強なので4倍も違う。

 景気が変動していることは明白だ。契約型の労働者を雇っている企業の論理としては仕事がないので契約は終了するというのも理屈はある。
 しかし、これらの契約が物の契約と同じ範疇で購買部門の判断だけで行われているとすれば問題である。

 この10年ほど企業はリスクを避けるために製造部門の派遣解禁に合わせて外注企業を派遣に切り替えてきたと思われる。このリセッション(不況)で一挙に制度の長所を活用したということであろう。

 人の問題が物と同じように契約ベースでリースとか、物品購入と同じような管理形態に置かれていること自体が大きな問題である。
 過去製造メーカーは人の管理に苦労してきた。しかし最近は人も物と同じように必要な時に必要なだけ使うという意識が徹底してきている。

 日雇い派遣も人間を対象にしているので問題だが、製造への派遣ももっと人を管理する方策を入れないと問題の解決とはならない。
 製造派遣は別建ての法律を作るべきであろう。そして各企業は人の管理をもう一度、人事労働部門に担当変更をするべきである。正社員でも、契約社員でも、人は人であって管理の目は同じでなければならない。

 組合も正社員のみを対象にせず、派遣、外注、パートを含めて守る姿勢が必要である。
契約の解約権は企業にあることは認めるのであるが、解約にはその社員の次の生活設計をサポートしスムーズな転身を世話する義務があるのである。
 お金、住所、予告期間、あらゆる点で今の制度は手抜かりがある。

 原点にかえってセーフテイネットを張るようにすべきであろう。   

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by kazunori_lifework | 2009-01-28 17:35
 きわめて個人的な話であるが私は愛知県の豊橋市において少年時代を過ごした。何人かの友人がいるが中でも親しいS氏のことが記憶の中に沈んでいた。
 自叙伝である「私の旅心」を手紙を添えて12月に送ったのである。そうしたらS氏からも自分で書いた山の絵を掲載した画集を送ってくれた。

 50年の間、年賀状はやり取りしていたので愛知県でお医者さんをしており、手広く胃腸科、外科の病院を経営していることは知っていた。絵を見ていて彼が山が好きだったことを思い出した。そうしたらなんか、このまま会うこともなく時が過ぎてしまうのも、もったいない感じがして思い切って電話してみた。
 このときに彼が「フーン。昔のことだね。元気かい」ぐらいの感じで有ったら「元気ですか」で話は終わったかもしれない。

 これが人生の機微だと思うのだが、S氏は「懐かしい、会いたいね」と言ってくれた。当然私も 50年の空白を埋めてみたい気持ちになり、会いに行く約束をしたのである。そっけない彼が感じられたら行くよとは言わなかったであろう。 

 ウェブで調べて訪ねていったら大歓迎で、近所の立派な料理屋で歓待してもらい本当にうれしい時を過ごすことができた。そして1月のお休みを利用して夫妻で三河湾の海が見える場所に泊まりに行くことになった。なんと素晴らしいときであったか。

 人生はつらいこともあるが、このように懐かしい、楽しいときもあるのだと深く心に感じたことである。親友とは何年会わなくてもすぐに溶け込み性格は昔のままで有ることがうれしかった。
 当時尊敬していたところがまた立派に育っているのである。お医者さんという職業も人を育てたのかもしれない。尊敬する友人を目の前にしてとても嬉しかったったのである。

 また感心したのだが、S氏は2年前から特別養護老人ホーム(100床ぐらい)を経営しておりその運営方針が人にやさしく立派なのに感心した。自分も入りたいぐらいなのである。
 玄関には入居者の作成した陶器を飾り、裏庭には菩薩様と愚痴聞き地蔵がある。

 介護保険が良い制度であることを感じた次第である。
S氏が地元に根をおろして素晴らしい仕事をしていることがよくわかったのである。

 いろいろ書いたが年賀状も人の関係をつなぐ利点があるのだ。50年にわたって友情は維持されるものだというお話である。私とS氏だけが感激していても不足なのでブログの読者に聞いてほしいのである。

 S氏とはこれを機会にいつか旅行に一緒に行こうよと話している。

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by kazunori_lifework | 2009-01-28 09:53
 全世界に放映されたと思うが、大統領就任式の模様をテレビで見た。放映は夜中1時半なのでビデオでみた。すごい人である。200万人という。

 零下7度と言っていた。公園で数時間待機するのは大変だろう。晴天で有ったことが幸いだった。感じたことはブッシュ大統領が8年やって、アメリカが病んだ状況の中での交代劇という点である。80%の支持率は大変である。その期待にこたえるためには変化が目に見える必要がある。

 ブッシュ大統領が式典に参加していることは良かった。アメリカは割れていないという点が確認できた。また、アラブ世界との対話を語りかけたことは今後の世界の平和と安定に役立つであろう。

 米国が病んでいるときこそ具体的な対策が必要である。幸いに民主党が議会を制しており決める力があることはスピードある対策が打てるであろう。

 景気の「気」は気分の気といわれる。気分が変わるだけで景気も影響を受けるであろう。皆がこの不景気が嫌だと思えば反転することも可能であろう。

 人種差別のない社会をということも出てくる。ジャイアンツという映画にこの店に黒人お断りと書いている店が出てきたという。父の時代はレストランにも入れなかった黒人の息子がここに立つと表現して、リンカーン、キング牧師の仕事を称賛している。

 新聞に演説の英文と和文が出ていたので切り取って読むことにした。選挙の演説とまた違うようだ。

 米国一国の集中主義は少し変わっていく可能性が高い。しかし民主主義のメリットとして平穏に政権交代ができることは良い制度と思う。時間はかかるが人民の政治として定着していくべきであろう。

 望むらくは国内にのみ目が行って外交がおろそかにならないことを期待したい。イラクから16カ月で撤退するという方針は確かにブッシュ氏では難しい。イスラエルとアラブの問題はアメリカ、イギリスが片方に肩入れしすぎてきた結果である。公平な判断を求めたい。

 そのような感想を持った就任演説で有った。

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by kazunori_lifework | 2009-01-22 15:12
 休みに「ワールドオブライズ」というアメリカ映画を見た。世界の大嘘という意味か、テロとアメリカのCIA(秘密情報機関)を皮肉った内容である。

 国家機密を暴くような内容と思うがいくつか勉強になった点がある。
 1.アラブとアメリカのお互いに理解しようとしない姿勢、テロ活動の底深さ
 2.テロがアメリカを標的にする原因がイスラエル問題かもしれないという憶測が生まれる
 3.CIAが自宅から遊びながら無人飛行機で爆弾を落とす映像が出てくる。戦争があたかもゲーム機のように描かれており、怖い感じすらする
 4.ドバイ、アンマン、イラク、イランが出てくる。予想外にアメリカから近い。飛行機だと6-8時間であろうか。中近東は遠くない場所なので有る(日本からの方がずっと遠いのではなかろうか。)
 5.映画では騙し合いでどちらが正しいか、本当のことを言っているかがわからない。嘘で多くの人が死んでしまう。映画の「ライズ」というのはlies(嘘)のことである。

 世界のテロがなくなることはあるのか、殺し合いをいつまでつずけるのか、考えさせられる映画なのである。
 私はアルジェリアというアラブの国に足掛け2年半駐在した。アラブの良さも少しは理解できたのであるが、キリスト教と理解しあえるのかという点について答えはない。しかし人間の知恵は宗教が異なっても仲良くなれるはずである。大きな幹用の精神は日本を含む東洋、仏教が握っているかもしれない。

 戦争の場で人道的にという言葉が期待できないのである。今まさにガザ地区で戦争が行われている。遠い国の話と考えてはいけない。その結果起こるテロは身近に迫っているのである。

 この映画は多くのことを教えてくれる。関心のある方は見てはどうかと勧めることにしている。   

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by kazunori_lifework | 2009-01-08 15:27
 年末に派遣を終了して住む家もない人にテントを用意し、派遣村を用意するという報道がなされた。ニュースになり500人もがテント、講堂に泊まるまることができたという。
 なにも手伝わない私としては感想を述べるのも気が引けるがこれからの対応を考えると放置してはいけない問題でもある。

 そもそも派遣、または契約社員がちょうど年末に期限を切られて寮を出なければならなくなるという報道は企業の行動が働く人の生活を考えない部分があるように感じた。
 特に問題になったいすゞ自動車のケースは契約期間が3月まであるのに繰り上げて雇い止めすることに働く人から反発が起こり、結局契約期間までは雇用を約束することで決着を見た。

 派遣、または臨時工はそもそも作業の繁忙に対処するために期間を切りやすくする仕組みである。会社から見れば仕事が急減したので手を打ったということになろうが、働く立場から言うと生活が壊れてしまう。例年で有ればどこかで仕事が終わっても次の仕事を探すことで生活は不安定とならずに継続していただあろう。
 今回は自動車メーカー、部品メーカーの一斉解約が出て約8万人の人の仕事がなくなったという。

 私が育った時代、昭和30年代にも臨時工は存在していたし、契約社員もいた。しかし、その管理は人事労働部門がリーダーシップを持って労働組合員でなくとも労働部門の管理が行き届いていたように思う。
 現在はもっとドライになっており、購買部門の契約管理的な部署が判断しているところに血が通わない対策が横行しているのではないか。

 そこで提案したい。人に関する管理を再び人事労働部門に変更することである。人をものと同じように管理してはいけない。物品購入、リース契約と同じ範疇で管理している現状が問題と思うのである。

 労働契約法、パート労働法、高齢者雇用促進法、男女差別禁止法、等等、法律は最近整備されているように思う。しかし派遣労働、臨時工、契約社員についての保護が不十分である。
 現状では日雇い派遣の禁止、の方向に目が行ってすべてのあくが派遣労働にあるといった論調が多い。

 世論は振り子のように極端に振れる。時とともに再び元に戻るのであるが、今回の議論は正しい方向が議論されているのでなく、派遣たたきのような面がある。
 問題が発生したときどのような解決策があるか知恵を出さねばならない。

 今回の派遣村の報道で人材派遣の管理のあり方、雇い止めの法整備、生活を守るセーフティネット、の作り方について議論を深めるべきであろう。
 その対策の一つが企業の管理スタンスの変更で購買部門から人事労働部門への管理箇所の変更で有る。
 企業は人を雇う場合、人事労働部門トいう専門ヵ所を設けて管理しなければならない。これが一つのルール作りになると思うのである。   

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by kazunori_lifework | 2009-01-06 14:58