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森下一乘のブログです


by kazunori_lifework

映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」を見た。2月20日

 ものすごくうるさくて、ありえないほど近い。 これはニューヨークの9.11のテロで父を亡くした少年が、やっと立ち直っていく過程を描いた映画である。

 臨場感があり、少年のダメージ、母との愛情、祖父との交流を描いてすぐれている。よい映画である。9.11の10周年を考えて作られたかもしれない。題名が長いのは、テロ当日被害者の電話で話した言葉を使っていいるのであろう。

 心理描写もよくできている。わが国でも津波の被害から立ち直る少年、少女の話が有ってもよい。
感激した。皆によい映画だといっている。アカデミー賞の候補にも挙がっている。

 テロはその後なくならない。しかし自爆テロは少し減少したようにも見える。世の中にテロ、戦争が亡くならないのは人間のDNAが人を殺してはいけないというモードになっていないのだという説を聞いて、変異感心したことがある。悲しいことである。

by kazunori_lifework | 2012-02-25 11:15