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森下一乘のブログです


by kazunori_lifework

京都に友人を訪ねる(8月7日)

 過去、一緒に仕事をしていた先輩を訪ねた。久しぶりに会いたくなって電話したのであるがお互いに会いたいね、ということになって約束した。この電話の時の感じが大切だ。逡巡していたらまたの機会でよいか。とあきらめてしまう。

 京都に行き嵐山からタクシーであるが、先輩に電話して、タクシーの運転手に代わってもらうように指示があった、。確かにスムースに行きつける。あっという間に到着して、先輩本人が迎えてくれた。自分で住所片手に探しても迷うであろう。

 7年前に東京から京都に引っ越した。新築の家も数年たって落ち着いたたたずまいを示している。樹木も大きくなっている。道路側は多くの家が建っているが、裏側は田んぼで景色が変わらない。
 京都の住居も魅力的である。大きな燈篭が立派で客を迎えてくれる。

 仕事のこと、生活のこと、旅のこと、絵を描くこと、本を読むこと、等いろんな話をゆったりと話す。時間の流れがいつもの2倍になったようにゆっくりである。先輩の人生観、過ごし方に感銘を受ける。人生の収穫期、どう生きるか、ヒントをもらった気がする。絵の描き方を教えてもらった。

 先輩は奥様と、猫数匹との生活である。健康そうで何よりであった。絵を描きに行きたいところがあるそうでたのしみにして計画中のようであった。

 夕方になって10分ぐらい歩いたところにある、京都料理屋に連れて行ってくれる。家族で力を合わせて店を切り盛りしている。カウンターに座ると会話がよい。おいしいもの、季節の話、聞いているだけで楽しくなる。
 客と、店の人が信頼感に満ちて時間を楽しんでいる。となりの方からはお酒の差し入れがある。

 はもを食べた。旬だそうだ。いろいろおいしいものをいただいて帰途に就いた。ホスピタリティというものの原点を見せていただいたようだ。ゆっくりした、京都らしい時間を過ごして之からの過ごし方はこんな風にゆっくりできるとよいなと思った事であった。
 先輩ご夫妻に感謝の一日であった。滞在時間、14:30-20:30の長時間の訪問であった。お土産までいただき[ありがたい]訪問をさせていただいた。生活の余裕が感じられた日であった。

by kazunori_lifework | 2010-08-06 09:26